はてな記法「*t*」と「定刻発車」の関係性

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? (新潮文庫)

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? (新潮文庫)

を読み始めてまだ数十ページのところですが、日本の鉄道がシステムとして時刻に正確であるのはなぜなのかについて書かれています。

  • 鉄道をシステムとして海外から持ち込み、定着させる必要がある。日本(人)にはその定着させるために非常に有利になった要素があるのではないか。(定着という言葉には幅広い実態があり、個別に説明されています)
  • 日本では古来から鐘による時報システムや日記があり、これは同時代の他国と比較すると非常にまれである。
  • 確かに時間による秩序や組織性は近代化の条件といわれるが、日本の場合は古来から社会のリズムとして骨の髄まで時間による管理方法というシステムが染み付いていた、ということでしょうか。
  • ただ、そのタイムスパンが鉄道システムの導入により、半刻(1時間)というスパンはより短くなったという変化はあるようです。

というところまでで、先はまだまだありますー


さて、はてなを使い始めて妙だと感じたところは「*t*」により時刻が挿入できることです。
紙に書く日記(10年日記など)だと一日が終わってから書くわけですし、時間の表記はない。日記を時系列で追記する形式である以上時刻の挿入にはなんら違和感はないといえばないのですし、Pukiwikiにも現在時刻を挿入する記法はあります。ただ、Pukiwikiではいまいち楽につける、思考せずに表記する、ところまで染み付かなかったです。その意味では、「*t*」という記法ははてな記法の中でも気に入っています。

で、日記に時間が挿入できるというシステムは、ある意味古来からの伝統を引き継いだものであるともいえる(強引)のでしょうが、そのスパンは半刻(1時間)、鉄道の「分」よりもさらに短くなりつつあるわけですか。だからといって・・・まあ何もないです。

ええまあ特に言いたいことなんてないですが、はてな記法の中では「*t*」は割と好きですねぇ、ということだけです。