「脳」整理法

「脳」整理法 (ちくま新書)

「脳」整理法 (ちくま新書)

最も面白かったのがディタッチメントとパフォーマティブという二つの態度の話。ディタッチメントとは「あたかも「神の視点」に立ったかのように、自らの立場を離れて世界を見ること」で、パフォーマティブとは「現実社会においてどのような効果を与えるのかを、あらかじめ計算して言葉を選ぶ態度」のこと。

客観性は外部に求め、そのエッセンスを使って自らが主張したいクオリアを記述する。